最終便

前回に続いて夜歩き写真。建物と船の組み合わせが面白いと思ったのだが、今みると構図もなにも工夫がない。だけど、ちょっとでもカメラを振ると余計な物がずらずら入ってくるのが現実だ。と言い訳しておく。しかし、ズームレンズは使いたくないしなあ。

Minolta Autocord XP2

猫の時間

以前はけっこう夜の光景を撮っていたのだが、最近はさっぱり夜歩きしなくなってしまった。その以前の写真を整理していたらこんな一枚がでてきた。街灯に誘われてここへ来たのだった。ふと動くものに目をやると猫がいたのだ。しばらく動かないでくれよ、と言いながら一枚撮ったら、もういいだろうとさっさとどこかへ消えてしまった。ただそれだけの写真である。

PENTAX645N XP2

たそがれまで

冷たい海風の吹く砂丘の遊歩道はさびしい。遠くに犬と寄り添う人影があるだけ。日が沈むにはまだ早いのに、西日の色にはもうアンバーがとけだした。ひとの心までやさしくするような光のひととき。昔写真を習い初めたころ、こんな光を色温度が低いと言うことに抵抗があった。いまでもなじめない。

DP2

少年の帆

モノクロ写真ばかり作っているせいか、ファインダーをのぞいてもモノクローム効果ばかり考えている。で、たまにはカラーで表現してみようと思った。いきなり豪華フルカラーでは身体に悪いので控えめに、と考えたらやっぱりモノクロームになった。そんな写真。

DP2

機械仕掛けの明日

枯葉で遊んだついでに、もう一枚遊び撮影の写真を載せよう。もっとも遊びと言っても、これとて自分としてはある意図を込めたのだが、どう受け取られるものやら。 なお、フィルムスキャンと調整以外にCG的なテクニックは全く使っていない。

HASSELBLAD 503CW   HP2